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鑑定士入門「基礎編」 宝石のうつくしさ その5

2019.06.10

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光沢

宝石の表面の「艶」のことです。光の加減で真珠が虹色に見えたりするのも光沢のうちの1つです。宝石の表面の「艶」を指し、それぞれの宝石の屈折率等、表面 の研磨状態、元々の素材に大きく影響されて光沢が決まります。いろんな理由があって宝石の価値が決まっていくのです。

  1. 金属光沢(Metallic luster)・・ 光をまったく通さない   ヘマタイト
  2. 非金属光沢(Non-metallic luster)・・・・・ 透明感があって光を通すもの

(1と2とはまったく異なる光沢のため、分けられております。)

  1. ダイアモンド光沢(Adamantine luster) ・・ ダイアモンド及びそれに近い光沢 ダイアモンド(4月の誕生石) 他とは比べられない程の別格!!
  2. ガラス光沢(Vitreous luster)・・・・・・・ 1番ポピュラーな光沢 ルビー(7月の誕生石)等ほとんどの透明色石がこれに入る
  3. 真珠光沢(Party luster)・・・・・・・・・ 優しい虹色の光 真珠(6月の誕生石)
  4. 樹脂光沢(Resinous luster)・・・・・・・ なめらかで温かみがある こはく、べっ甲、(プラスチック)等
  5. ろう光沢(Waxy luster)・・・・・・・・・ぬるっとした光沢(車のワックス) トルコ石(12月の誕生石)等
  6. 絹糸光沢(Silky luster)・・・・・・・・・絹糸の様に光が移り変わって見える タイガーアイ(虎目石)等

※Luster/磨いた艶という意味

このようにいろんな光沢がありますが、やはりここでもダイアモンドは別格になり、他のいろんな宝石とは比べ様のないものを持ちあわせています。
ダイアモンドは宝石の中の「KING of KINGS」といえるでしょう。

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