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鑑定士入門「基礎編」 宝石のうつくしさ その8

2019.06.10

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光の三原色

宝石でいうとルビー・ブルーサファイア・エメラルド・ダイアモンドになります。

三種類の色光として純度の高い 赤・緑・青3つの色の光を混合すると最も広い範囲の色光をつくりだすことができます。宝石は12色相(人間の見える色は波長の違いによるもの)













波長
←長い        短い→

西洋(透明石) 東洋(不透明石)
赤 ルビー サンゴ
青 ブルーサファイア ラピスラジェリ
緑 エメラルド ひすい
無 ダイアモンド 真珠
透明石はファセットカットしているのでキラキラしています。
いかにも西洋人好みですね。
色の代表と価格で決まりました。

昔、学生の頃、誰しもが学校の化学で習った元素記号。
その元素によって宝石(鉱物)の着色原因となっているのです。ご存知でしたか?

 
『例えば』
  赤色の代表  ルビー・・・・・・・・・・・・・Cr クロム
  青色の代表  ブルーサファイア・・・・Fe 鉄
  緑色の代表  エメラルド・・・・・・・・・・Cr クロム 
  が原因です。
 
赤くみえるルビーは、クロムが赤の光の波長だけを反射して他の波長の光をすべて吸収してしまうからです。
(クロムは赤と緑を示します)
よく犬や猫など動物の世界はモノクロだといわれます。しかし実際のところはわかっていません。人の目には赤くみえるルビー。
はたして動物には何色にみえているのでしょうねぇ・・・・・。

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